だいぶ過ごしやすい季節になってきましたね。みなさんいかがお過ごしですか。
きょうは、先日行われ、研究室の1人が参加してきたAAATE 2019をご紹介します。
学界、サービスプロバイダー、業界から約400人の研究者と実務家が集まり、さまざまな支援技術(AT)の分野における最新のイノベーションと未来のアイデアについて議論がおこなわれました。
人間の生活を豊かで快適なものにしてくれる技術が次々と開発されています。一方で、それらの技術の恩恵を受けることができない人もいます。高齢の方、障がいのある方、貧困の方がそのような状況におかれているかもしれません。
その問題を解決するために、「支援技術」が開発されました。「支援技術」とは、メガネや補聴器、車椅子に代表されるように、人間の活動する能力を補ったり、代替したりする技術です。学習における、iPadやパソコンもその一つですね。メガネのように一般技術として普及していくことが望ましいです。
社会の変化は凄まじく、対応できず不利益を被る人もいます。そしてまた、そこには新たな支援技術が必要となります。
必要な人に必要な支援が届きますように。