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特任講師 西山 浩平 顔写真 特任講師 Project Lecturer
西山 浩平 NISHIYAMA, Kohei
博士(工学)Ph.D. in Engineering

 


 

 

研究テーマ

オンラインプラットフォームのマネジメント研究

 

広域で複雑な構造をもつグローバル市場において組織はどのように活動を展開すればよいのでしょうか。情報通信技術等の技術革新に伴い、組織は国境を越えて価値を提供できるようになりました。このことは、企業だけに限ったことではありません。教育機関など、これまでグローバル展開とは無縁だった組織にも該当するようになってきました。グローバル市場で組織が活動を展開するには、多様な価値観を持つユーザーのニーズに即応した価値を創造する必要があります。そのためには、ユーザーにも価値創造に参加してもらい、望ましいサービスの仕様を共創するアプローチが有効とされています。

ユーザーはプラットフォームに参加することで、より望ましい社会への変革に参加する機会を得ることができます。このためユーザー参加をプラットフォームにどのように継続的に組み込めるかは実務において重要な課題であるだけでなく、社会発展につながる公益的なテーマであると言えます。研究を通じて、組織とユーザーの価値共創を可能にするプラットフォームが成立する条件を工学の視点から解明することで、従来の知見では明らかにされなかったユーザー参加の価値創造メカニズムを明らかにします。 具体的にはオンラインプラットフォームのマネジメント研究を通じてどのように組織がグローバル市場で事業展開を推進できるか、そのポテンシャルを示し、組織に必要となる戦略・組織対応を明らかにし、研究成果を社会に還元することを目指します。


インターネットの普及によって変化する個人と組織の関係(企業の場合)

 

研究キーワード

企業経営、イノベーション理論、設計工学、メカニズム、デザイン、オンラインプラットフォーム、アントレプレナーシップ、教育制度

 

東京大学先端科学技術研究センター 教員一覧 

 

 


 

 

略歴
2018年  11月  東京大学先端科学技術研究センター 特任講師
2018年  3月  コペンハーゲンビジネススクール 博士研究員
2017年  9月  東京大学大学院工学系研究科 先端学際工学専攻 博士課程修了
2013年  12月  東京大学先端科学技術研究センター 協力研究員
2012年  4月  多摩美術大学技術学部情報デザイン学科 客員教授(現任)
2011年  4月  株式会社CUUSOO SYSTEM 代表取締役(現任)
1997年  11月  ELEPHANT DESIGN HOLDINGS株式会社 代表取締役(現任)
1994年  4月  マッキンゼーアンドカンパニーインクジャパン
1994年  3月  桑沢デザイン研究所卒業
1994年  3月  東京大学教養学部教養学科卒業

 

 


 

 

研究業績

 

論文一覧

【研究論文】

・西山浩平 2017 オンラインプラットフォームの経営研究−ユーザー参加の価値創造メカニズムの解明− 博士論文 東京大学大学院 工学系研究科 先端学際工学専攻

【招待論文】

・澤谷由里子・西山浩平 2016 クラウドソーシング オンライン分散型資源を生かす価値共創マネジメント 一橋ビジネスレビュー Vol.64, No.2, pp.40−53

・西山浩平・藤川佳則 2016 サービス・イノベーションの社会受容デザイン−価値共創の第三のアクター「レギュレーター」の役割 マーケティングジャーナル Vol.35, No.3, pp.45-62

・櫻橋淳・神武直彦・西山浩平,他 2014 ソーシャル・キャピタルと節電行動の相関に関するスマートフォンを用いた実証–二子玉川駅周辺地域での節電プロジェクトを中心に 情報処理学会デジタルプラクティス Vol.5, No.3, pp.189-195, 情報処理学会

・西山浩平 2012 イノベーションを起こすユーザーはどこにいるのか Marketing Researchers No. 117,pp.26-31, 日本マーケティング・リサーチ協会

・Nishiyama, K., and Ogawa, S. 2009 Quantifying User Innovation in Consumer Goods ‐Case Study of CUUSOO.com Japan, Customer-Oriented New Product Development ( Kundenorientierte Unternehmensführung), pp.531-554, GABLER

・西山浩平 2003 消費者起動型の商品開発プロセスが企業活動に与える影響 特技懇 第227号, pp.7-20, 特許庁

 

 

著書

【書籍(共著)】

・ニッポンをデザインした巨匠たち 2006年 朝日新聞社刊 桐山登士樹・関康子・西山浩平

・ニッポンをデザインした巨匠たち 2005年 朝日新聞社刊 桐山登士樹・関康子・西山浩平

・Designer’s Classified -工作感覚デザインのすすめ- 2001年 財団法人日本産業デザイン振興会刊 西山浩平・山田裕一

 

【連載】

・室内 2002/01〜2005/04 工作舎刊 材料と技術のお見合い(隔月連載)

・PC相談室 2000/8〜2001/9 リクルート刊 空想・FACTORY PROJECT(月刊連載) 西山浩平・ミトミアキオ

・BRUTUS 2000/7〜2001/6 マガジンハウス刊 空想家電 ブルータス館(隔週連載) 西山浩平・ミトミアキオ

・デザインニュース 1999/6〜2000/3 公益財団法人日本デザイン振興会刊 空想家電という考え方」(季刊連載) 西山浩平・ミトミアキオ・寺田真理子

 

【解説・総説等】

・デザイン大全 2017年 財団法人日本産業デザイン振興会刊  p.117 公益サービスの進化とイノベーション−宅急便・ヤマト運輸株式会社

・デザインの時代,アートの息吹 so+zo展「未来をひらく造形の過去と現在」 2010年 平凡社刊 pp.206-207, 社会をデザインするインダストリアルデザイン

・住まいと電化 Vol.22 2010年 日本工業出版刊 pp.85-90, ユーザー主導のキッチンの設計と発注

・住まいと電化 Vol.21 2009年 日本工業出版刊 pp.25-28, オール電化住宅設備のモジュラーデザイン

・平成19年度 特許庁産業財産権制度問題調査研究報告書 意匠登録出願における「特徴記載書」に関する調査研究報告書 2008年 財団法人知的財産研究所刊 pp.100-103,ユーザーイノベーションに資する知的財産制度としての特徴記載書発展の可能性

・100のデザイン,100の物語,グッドデザインの50年 2007年 公益財団法人日本デザイン振興会刊 p.86,『ユーザーのほしいを主役に』のブランド – 無印良品・株式会社良品計画

・住まいと電化 Vol.17 2005年 日本工業出版刊 pp.75-77, 家電がオーダーメイドできる時代の到来

・プロジェクト・ブック 2005年 彰国社刊 pp.100-101, プロトタイピングに通じるという事

・プロダクトデザインの思想 Vol.1 2003年 ラトルズ刊 pp.216-225,『空想生活』が語るデザインとは?, 川崎和男・西山浩平

・情報デザインソースブック 2003年 グラフィック社刊 pp.64−67, Participatory Design Development: Engaging User On-line -CUUSOO SYSTEM:参加型のオンラインデザイン開発-

・デザインニュース Vol.249 2000年 公益財団法人日本デザイン振興会刊 pp.74-75, 家電の見せ方/売り方

・デザインニュース Vol.248 1999年 公益財団法人日本デザイン振興会刊 pp.86-87, 少量生産の家電をつくるために

・デザインニュース Vol.247 1999年 公益財団法人日本デザイン振興会刊 p.68, 大量生産を前提としない家電

・Space Design 1999年 鹿島出版会刊 pp.104-128, 素材のアプリケーション・デザイン~デザイナーが素材を応用するためのABC

・知的財産の有効活用に取り組む関係諸機関の現状と課題に関するヒアリング調査 1998年 社団法人日本機械工業連合会刊 pp.144-151, インタビュー調査:松下電器産業株式会社

 

 

学会発表

・李相直,西山浩平,西野成昭,「メカニズムデザイン理論による共創とパーソナライゼーションの比較」,サービス学会第8回国内大会講演論文集,Paper No. PO-13, 大阪成蹊大学,大阪,(2020) (コロナウィルスのため現地開催中止)

・中井亮太朗,西山浩平,西野成昭,「クラウドソーシングにおける参加者の継続的努力を誘発する報酬メカニズムの設計」,サービス学会第8回国内大会講演論文集,Paper No. A-4-03, 大阪成蹊大学,大阪,(2020) (コロナウィルスのため現地開催中止)

・伊藤達哉,西山浩平,西野成昭,「サービス利用の継続性に関する研究:内発的動機付けの観点からのアプローチ」,サービス学会第8回国内大会講演論文集,Paper No. A-3-02, 大阪成蹊大学,大阪, (2020) (コロナウィルスのため現地開催中止)

・Yoshinori Fujikawa, Shingo Oue, Kohei Nishiyama; Emergence of Value Co-creation: Agent-Based Modelling on Behavioral Patterns of Customer, Corporation, and Regulator, ICSSI 2018/ ICServ2018, Society For Serviceology, Taichung (2018)(台湾)

・Yoshinori Fujikawa, Shingo Oue, Kohei Nishiyama; VALUE CO-CREATION ON OPEN INNOVAtION PLATFORM: Agent-based Modeling on Vehavioral Patterns of Customer, Serviceology, Taipei (2016)(台湾)

・Kohei Nishiyama, Yoshinori Fujikawa; Rolw of Regulator in Valuve Co-Creation – Using Crowd Sourcing Tecnology on Open Innobation Platform, ICServ2015, Society For Serviceology, San Jose (2015)(米国)

 

 

講演等

【招待講演】

・Student Generated Learning Kit, Taipei Open Innovation Festival, Institute of Information Industry, Ministry of Economic Affair, Taipei(台湾) 2015

・分散された価値の集積に向けて-クラウドソーシングを使ったデザイン資産の集積, Service Frontier Japan, 経営者フォーラム 2015

・分散された価値の集積に向けて-クラウドソーシングを使ったデザイン資産の集積,日本政策銀行 2015

・LEGO CUUSOOの事例をもとにユーザーイノベーションのプラットフォーム運用について, Central European University Business School, ブタペスト (ハンガリー) 2012

・日本のIT分野における起業家精神について講演,ビジネススクール (Hugh Patrick教授), コロンビア大学,NY (米国) 2010

・CEO and Minister Forum: Innovation and Entrepreneurship in Asia, Asia/Pacific Research Center, Stanford University, California(米国) 2000

【その他講演】

・Management of Open Online Platform,Brainstorm Design in Singapore, Fortune Magazine(シンガポール) 2018/03

・「紙でロボットを作り,貧困社会の教育を変える」カンファレンス2016 DO-IT Japan (Diversity, Opportunities, Internetworking and Technology), 東京大学 2016

・Design and Tech-aided Finance-How Does Micro Crowd Funding Affect Creation, Danish Design Council 2015

・User Innovation and Social Manufacturing- How User Create Value,World Knowledge Forum,ソウル(韓国) 2012

・次世代自動車新ビジネス創出を目的にした官民関係者向けにデマンド・ドリブンのビジネス開発について,中部経済産業局 2010

・User Innovation and Social Manufacturing,政策研究大学院大学 2010

・商品開発におけるデザインの重要性と顧客を味方につける商品づくりの手法について,モノづくり支援プロジェクト講座,大阪市経済局 2010

・消費者の求めている情報を起点とした,消費者を味方とした生産・販売を実施している事例並びにそこから得られる知見について,経営者講座,社団法人全国信用金庫協会 2009

・中小企業が多いデンマークの家具産業クラスターにおいていかにユーザー起点のモノづくりがビジネスを生み出しうるかについて,政府によるユーザーイノベーション促進プログラムの一環として,アレクサンドラ・インスティテュート,オーフス(デンマーク) 2008

・イノベーションの発生メカニズムについて,Japan Society,NY(米国) 2007

・百貨店各社のトップエグゼクティブの研究会にインターネットを活用した顧客の意見を商品開発に取り込む新しい商品開発の手法について,近畿百貨店協会 2001

・商品開発に関わる社会人向けに「インターネットがもたらすユーザー主体のインダストリアルデザインの在り方について,Energy Link研究会,北山創造研究所 2001

・ファッション産業におけるインターネットを使ったユーザー参加型ビジネスの展望について,IFIビジネススクール 2000

・自動車会社に勤務する商品開発担当者を中心にユーザー参加型のモノづくりとITSがもたらす影響について,電通ITSビジネスフォーラム 2000

・自動車会社に勤務する商品開発担当者を中心にユーザー参加型のモノづくりとITSがもたらす影響について,電通ITSビジネスフォーラム 2000

【パネルディスカッション・公開ディスカッション】

・New World Driven by SNS: SNS based Global Society,World Knowledge Forum,ソウル(韓国) 2012

・デジタル戦略コンサルティング会社やIT分野の投資家を集めてのカンファレンス,米国GoogleのMarissa Mayer副社長らとオープンイノベーションの可能性について,BURDA DLDカンファレンス,ミュンヘン(ドイツ) 2011

・弁護士や企業のデザインセンター長らとともにデザインの権利と保護について討論,15周年記念シンポジウム,(社)日本デザイン保護協会 2002

・生活者がモノづくりを行うこれからのモノづくりの在り方について,東京商工会議所 2000

・ユーザー主導のモノづくりが携帯電話の普及につれどの様な影響を社会や教育に与えるかを有識者とともに討論,モバイル文化フォーラム,東京海上研究所 2000

 

 

政策提言等

・海外ユーザーを含むオンラインユーザーが創造するコンテンツが産業に活用されやすくなるような政策の必要性を 「知的財産による競争力強化・国際標準化専門調査会」 にて提言 2010/4~2014/3

・教育機関における「デザインシンキング」の普及施策立案に参画,幼稚園から高校までの教育課程でデザインシンキングを各国の教育機関が積極的に取り入れていけるように提言(デザインカウンセルを通じたアジェンダセッティング;IDEO社長Tim Brown, Toshiko Mori Harvard University Graduate School of Designとともに), World Economic Forum(ダボス会議), ドバイ(UAE), ジュネーブ(スイス) 2010/1

・全容の把握が困難な金融システム問題や地球環境システムに対し、政府が迅速な問題解決ができるように政府レベルでデザインシンキングの手法を採用することを提言(デザインカウンセルを通じたアジェンダセッティング;IDEO社長Tim Brown, Toshiko Mori Harvard University Graduate School of Designとともに),World Economic Forum(ダボス会議), ドバイ(UAE), ジュネーブ(スイス) 2009/1

 

 

受賞

・2017年 2月 第11回東京大学生発明コンテスト 入賞,東京大学

・2006年10月 2006年度グッドデザイン賞(Switch! the design project「新領域デザイン部門」受賞)

・2000年 4月 創業・ベンチャー国民フォーラム顕彰事業 起業家部門賞

・2000年 1月 2000年度グッドデザイン賞(空想生活「新領域デザイン部門」受賞)

・1998年10月 第1回ベンチャーフェアJAPAN’98審査委員長賞

 

 

その他

・[所外委員会,学術協会活動等(国際)]2018~2019 The World Economic Forum (世界経済フォーラム), Geneva, The Global Future Council on Entrepreneurship(ダボス会議の議題検討機関), Member of the Council(スイス)

・[国際共同研究活動]2019/02~2019/12   Copenhagen Business School, Department of Strategy and Innovation, Copenhagen, 客員研究員, (デンマーク)

・[国際共同研究活動]2018/03~2019/01   Copenhagen Business School, Department of Strategy and Innovation, Copenhagen, 博士研究員, (デンマーク)